勉強や運動ができないのは眼が原因!?①【視力がいいから大丈夫に潜む大きな落とし穴】

子育て

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放課後学習スペースTOIROです!

突然ですが、

今の日本の子ども達に起きている大きな問題をご存じですか?

実は「」の問題なんです。

うちの子、字がきたない…

マスから字がはみ出る…

体の動きがぎこちない…

音読ですらすら読めない…

すぐに目が疲れる…

人や物とよくぶつかる…

…などなど。

これらはすべて眼に原因があるかもしれません。

視力が悪くなっているというのも1つありますが、

それだけではない様々な問題が起こっているのです。

何回かのシリーズに分けて眼の事についてお伝えしていきます。

さて、

眼の力と聞いて何を思い浮かべますか?

多くの方が「視力」を思い浮かべるのではないでしょうか。

実は眼の力というのは視力だけではありません。

視力はごく一部です。

初回の今回は、

そもそも眼の力にはどんなものがあるのか?ご紹介します。

遠見視力

世の中一般で言われる「視力」がこれに当たります。

学校や病院で多く行われるこの検査は、

「遠見視力」

を測っています。

遠くをどれだけ見れるか

を測っているのです。

近見視力

近見視力とは、「近くを見る視力」のことです。

具体的には、

「眼からおよそ30センチ以内を見る視力」

になります。

手元のノートを見たり、本を読んだりするときに使う視力です。

近くを見るというのは、そもそも眼に負荷がかかる行為です。

そこの視力が悪いとなれば、

より負担が眼にかかってしまいます。

なかなか近見視力を測る機会はありませんよね。

「遠くは見えるけど、近くが見えにくいお子さん」は増えてきています。

そして、なかなか気づかれにくい現状があります。

追従性眼球運動

追従性眼球運動とは、

眼を離さずに線の上をたどったり、ボールを見たりできるかどうか

という力です。

この力が不足していると、

・本を読んでいる時にどこを読んでいるかわからない。

・同じところを何回も読む。

・ボールをキャッチしたり、人によくぶつかったりする。

・マスから字がはみ出す。

・図形や絵が上手く書けない。

というようなことが起こってきます。

目で追えないということから起こる問題はたくさんあるんです。

最近のお子さんに特に増えてきているなと感じています。

跳躍性眼球運動

跳躍性眼球運動は、別名「衝動性眼球運動」「サッカード眼球運動」とも言われます。

これは、

見ている点から違う点にぱっと視線を動かせる運動

の事を表します。

例えば、本を読んでいて次の行にぱっと移る。

例えば、黒板を見てパッと手元の教科書に視線を切り替える。

例えば、見本の絵を見て書き終わりの位置をパッと見ながら絵を描く。

例えば、敵味方にパッと視線を移し、どこ味方がいるか判断する。

このようなことに跳躍性眼球運動は使われています。

跳躍性眼球運動の力が弱いと上記のようなことができないということになります。

終わりに

今回は、眼の動きにはどんなものがあるのか?

という基礎の基礎をご紹介しました。

眼の動きに問題のあるお子さんは急増してきています。

そんな眼の動きを向上させるのがビジョントレーニングになります。

もしご興味あります方は、以下の記事をご覧ください!

勉強や運動ができないのは眼が原因!?①【視力がいいから大丈夫に潜む大きな落とし穴】
字がきたない。人や物とよくぶつかる。学習への意欲が続かない。本がすらすらと読みにくい。体の動きがぎこちない。運動が苦手… こららは眼の動きが原因なのかも知れません。単なる視力だけではない眼の力についてご紹介します。放課後学習スペースTOIRO(大阪府吹田市)

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