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また、最後に動画もついています。ぜひご覧ください!
放課後学習スペースTOIROです!
新しい学年に進級する時、
新しい学校に進学する時というのは、
今までの環境と大きく変わり、子どもの様子も大きく変わることがありますよね。

昨年度は、落ち着いていたのに…
と不安になることもありますよね。
環境が変わった時、
スムーズに新しい環境で過ごせるようになるために大切なことがあります。
保護者だからこそできるたった1つのことをご紹介します。
うまくいくポイントは○○○○を事前にするだけ!
先生が「どの学年のどのクラスを担任するか」というのは、
4月のはじめにわかることがほとんどです。
(私立はもっと早くから決まっていることも多いです)
始業式は4月8日くらいに行われます。
ということは、もうお気づきになられた方もいらっしゃるかもしれませんね。
「先生の準備期間というのは1週間しかない」
という事です。
さらに始業式までの1週間というのは、山のように事務作業があります。
書類の作成や遠足行事の計画立案、教材・テスト類の選定、教室に荷物を移動させる、机椅子の調整、入学式の準備と実施…
追われるように日々が過ぎていきます。
子どもの引き継ぎ会議もあります。
そこでは昨年度の担任から新しい担任に向けて、
昨年度の様子や子ども同士の関係、学力面、生活面、運動面などが伝えられます。
忙しい始業式前に設定されている引き継ぎ会。
長くても1人につき3~5分程度です。
つまり、
「新しい担任は、ほとんどその子を知らない中で学級がスタートする」
ということになるわけです。
「昨年度、○○の方法でやったらうまくいった。」
「話し合い活動は苦手だから、書いたりノートで考えを伝えたりする方が良い」
などの細かいことは全くといってよいほど新担任には引き継がれません。
全ての学校がそうであるというわけではありませんが、
多くの学校はそのような現状にあります。
これは学校が悪いという訳ではなく、
今の日本の教育システム上、そうせざるを得ない状況にあるのです。
4月以降の引き継ぎがシステム上難しいのであれば、
事前に策を打っておこうではありませんか。
2、3月になり学年の終わりが近づくにつれて、

来年はもっとこうしてほしいな…
とか、

この部分は上手くいったから来年も継続してやってほしいな!
とか思い始めますよね。
それならば、
「事前に引き継ぎ事項をまとめ、伝えておく」
という方法が有効です。
1枚の紙を用意しましょう!

さて、引き継ぎをするために紙を1枚用意しましょう。
お子さんの1年間を振り返ってみてください。
成長したなと思うことはなんですか?
笑顔でいたときはどんな時ですか?
何が得意で、何が好きですか?
保護者や学校の先生の取り組みで上手くいったことは何ですか?
うまくいかなかったことは何ですか?
何をしている時に機嫌が悪かったですか?
苦手なことは何ですか?
嫌いなことは何ですか?
来年も家庭と学校で継続したいことは何ですか?
上記のようなことを1枚の紙にまとめます。
ご自身の振り返りにもなりますし、
紙のコピーを学校に渡せばとても効果の高い引き継ぎを簡単に行うことができます。
最後の懇談等で渡してみるのがベストです。
「ここまでやってめんどくさい親だと思われないだろうか…」
と心配されるかもしれませんが、
決してそんなことはありません。
学校側としても負担が軽くなるので、
紙を残してくれるのはとてもありがたいことです。
最後に
良い1年間をスタートさせることは、
始まるまでにどれだけ準備できたかで決まります。
特に、
4月は学校にとって忙しい時期。
始まるまでに出来ることは全てやる。
これこそが次の1年間を規定していきます。
前年度の内に引き継ぎ等を通して、
学校との連携・協働の体制を創り上げておくことが、
子どもの幸せに直結していきます!
合わせて知っておきたいこと
進学したり環境が変わったりする時に「学習塾」を検討される方が多いですよね。
発達障害のお子さん、発達に波のあるお子さんに合う塾を選ぶにはどうすればよいのか。
ぜひ御知りおきください。

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