放課後学習スペースTOIROです!
今回は「正しい鉛筆の持ち方」についてです。
小学校の低学年で鉛筆の持ち方を「一応」習います。
しかし、その後指導されることはほとんどありません。
一度、変な持ち方の癖がついてしまうとなかなか改善するのは難しいですよね。
学校現場や様々な場面で子どもに携わっていると、正しく鉛筆を持てるお子さんがここ最近激減しているように感じます。
お子さんの、あるいはご自身の鉛筆の持ち方はいかがでしょうか?
手を握り締め、じゃんけんのグーのような形で持つお子さんもいれば、
5本の指、全ての指先で支えて持つお子さんもいます。
無理なく、簡単なステップで正しく鉛筆を持つ為にはどうすればよいのか。
3パターンに分けてご紹介します!
なぜ鉛筆を正しく持つ必要があるのか?
そもそも、なぜ正しく持つ必要があるのでしょうか?
正しく持つと、どのような良いことがあるのでしょうか?
- 余計な力が入らなくなり、疲れにくくなります。
- 鉛筆をスムーズに動かすことができるので、字がきれいになります。
- きれいな字を書けることで、達成感や学習への意欲が高まる(とされています。)
無駄な力が手と指にかかるというのは想像以上の悪影響を及ぼします。
書くことに無意識のうちに労力を割くことになり、先生の話が聞けていなかったり、気づいたうちに学習が進んでいたりすることが起こります。
ストレスなく書くことができるというのは、学習を進める上で是非とも身につけておきたいスキルです。
お子さんにも上記のような良いことを是非伝えてあげてくださいね!
箸を正しく持てている場合
おめでとうございます!
箸を正しく持てている場合、正しく鉛筆を持つことは比較的容易にできます。
①箸を持つように鉛筆を持ちます。

②下側の鉛筆を抜きます。

③これで正しい持ち方の完成です。
とても簡単ですよね。箸の持ち方は鉛筆の持ち方と密接につながっています。
OKくるりん法
次は、「OKくるりん法」です。
①持ち手の親指と人差し指でOKサインを作ります。

②鉛筆を親指と人差し指で反対向きにつまみます。

③鉛筆をくるっとひっくり返します。

④中指や他の指を添えます。

⑤正しい持ち方の完成です。
「OKサインで、つまんで、くるっと」のようにフレーズにしてやってみるのも良いです。
特に発達に波のあるお子さんの場合、わかりやすくイメージできるフレーズを使用すると伝わりやすいことが多いです。
🌟字のきれいな書き方はこちら!🌟

最終的には、物に頼ってもいいんです
「なかなか口で言っても、やってみせても伝わらない…」
そんな時は遠慮なく物に頼りましょう。
「鉛筆 補助」とちょっと調べるだけでも「補助具」が数多く見つかります。
安価なものもありますから、ぜひ探してみてください!
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