お家でできる九九の覚え方【発達障害のお子さんにも効果抜群!】

お家でできるシリーズ

放課後学習スペースTOIROです!

算数の九九。

小学生の時に先生の前で、

「1×1=1、1×2=2、1×3=3…」

と唱えたことのある方は多いのではないでしょうか。

九九は小学2年生で習います。

九九は算数・数学の学習を進めていく上で極めて大切です。

私は学校現場や地域の中で数多くの子どもたちと接してきました。

小学校高学年の担任をしていた時、

九九の習得ができていないお子さんに高学年の算数を教えることは相当な困難を要しました。

どれだけ計算のやり方がわかっても、どれだけ文章問題の意味が理解できても、

九九の計算で間違えてテストで点数を落としてしまうのです。

九九をすらすらと言えるようになることは、

算数・数学の学習における基礎基本です。

完全に九九を習得するためには3つのステップがあります。

今回は、簡単にできる九九の習得方法をご紹介します。

ステップ① 順唱

順唱とは言葉の通り、

順番に九九を唱える」ことです。

順唱

このやり方は日本中のどこでも行っている一般的な方法ですよね。

まずは順番に唱えられるようになる。

九九を定着させる第一歩です。

しかし、これだけでは足りません。

ここから先が九九の肝です。

ステップ② 逆唱

順唱ができたら次は逆唱です。

逆から九九を唱える」ことです。

逆唱

「2×9=18、2×8=16…、2×1=1」と唱えます。

学校でよく見るお子さんで、

2×8の答えを思い出す時に、

毎回「2×1=1、2×2=4…」

と1から数えるお子さんがいます。

このお子さんは逆唱がまだできていない「ステップ①で止まっているお子さん」ということになります。

逆唱まで出来れば九九の定着度は80%程度になります。

それでは、最後の仕上げに進みましょう。

ステップ③ バラバラ唱

最後はバラバラ唱です。

ランダムにバラバラに九九を唱える」ことです。

バラバラ唱

順番にとらわれずにバラバラに出された問題に対して答えることができるかどうか。

スラスラと答えることができれば九九はしっかり定着したと言えます。

お子様は今どのステップにいるでしょうか?

このステップに沿って取り組むことでスムーズに九九を定着させることができます。

ステップ③のバラバラ唱までスラスラ言えるようになったら次の段に進んでください。

動画でもご紹介しています!

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