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うちの子、計算が全然できなくて…

うちは、問題解けてるのに計算ミスでいっつも間違えるの!もったいない…
という事ありますよね。毎日毎日、学校から出る計算ドリルの宿題をやっているのにも関わらず、高学年になっても計算の力が伸びてこない。このまま中学に上がって大丈夫なのか。
不安になると思います。計算力はいったいどうすれば上がっていくのか。お家で出来る方法について解説しました。
簡単な問題が計算力アップの鍵
あなたのお子さんの計算力は?
いきなりですが問題です。
「46+38」はいくつですか?
さて、答えが出るまでに何秒かかったでしょうか。
そして、お子さんがこの問題を解くとするならば何秒かかりそうですか?また、どのような方法で解きますか?
たとえば、小学6年生のお子さんがいるとします。先ほどの問題を解く際に、
①筆算をして間違えた。②筆算をして正解した。③暗算をして間違えた。④暗算をして正解した。
のどれに当てはまりそうでしょうか。
この場合、④以外のお子さんは計算力が高くないと言わざるを得ません。
①の「筆算をして間違えた」場合は、そもそも計算をどうすればいいのかわかっていない可能性が高いです。
②の「筆算をして正解した」場合は、計算のやり方はわかっているが、これくらいの計算を暗算で出来るようになっていなければ、文章問題や複雑な問題を解く際に膨大な時間を費やすことになります。中学のテストは問題数が多いですから、計算に時間がかかると最後まで到達できないかもしれません。
③の「暗算をして間違えた」場合は、テスト等でいわゆるケアレスミスを乱発し、「合っているのに点数を落とす」ことにつながります。私はこのパターンでした。最大15点ケアレスミスで落としたこともありました(笑)
では、どのように計算力を家で高めていけばいいのでしょうか。
様々な方法がありますが、今回は「暗黙知」に着目した方法をお伝えします。
「暗黙知」を身につけよ!
「暗黙知」というのは、「感覚的に瞬時に答えのイメージがつく」ことを言います。
先ほどの問題で言うと、「46+38=84」と筆算などしなくてもぱっと頭に浮かぶ状態のことを指しています。
この状態を作れるかどうかが大きなカギになります。
小学校高学年、あるいは中学生の授業というのは、この程度の計算は当たり前にできるという前提で進められます。よって、計算ができなければ・時間がかかれば、その分授業の進度についていくのが大変になってくるということです。
計算以外にも「どうやって式を立てればいいのか」「どうやって求めればいいのか」様々に考えることがあるのに、更に計算でも頭を使うとなると、そりゃ算数・数学が苦手になり、嫌いになるに決まっています。
「2桁」の計算、低学年は「1桁」の計算がぱっとできる。
この力が算数の基礎・基本になります。3桁の掛け算や分数の計算を間違えているからといって、難しい問題ばかりやるのは得策ではないのかもしれません。
土台を創るイメージです。野球でいう素振りみたいなものです。いくら野球が上達したからといって、素振りをしない選手はしませんよね。
難しい問題でなくて構いませんから、お家で2分から3分程度で解く練習を積み重ねておくといいです。
最後に
お家でできる計算力アップ鍵は、単純な計算をぱっとできるようにトレーニングすることにありました。
たくさんの問題を毎日やる必要はありません。「毎日、短く」積み重ねていきましょう!
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