発達障害のお子さんの「塾の選び方」【子どもにあう学習塾は?】

放課後学習スペースTOIROです!

みなさんはどのような基準で塾を選びますか?

家からの距離、料金、評判、個別か集団か、講師との相性…

様々な観点からお選びになると思います。

塾は日常生活の中でとても身近な存在になりました。

せっかくお金を支払って塾に行くのなら、子どもに合った塾を選びたいですよね。

今回は、発達障害のお子さんの「塾の選び方」を紹介します。

塾を選ぶ前に考えなければならないこと

まず考えていただきたいこと。

それは、

「塾に通うことで子どもは本当に幸せになるのか?」

ということです。

「周りのみんなが塾に行っているのに、自分は行かせなくていいのか…」

「自分の子どもだけ遅れをどんどんとっていくのではないか…」

悩まれることもあると思います。

しかし、これからの世の中・これからの人生を生きていくお子さんにとって「勉強するだけ」の学習塾は必要不可欠なものと言えるのでしょうか。

何のために勉強ができるようになってほしいのか。

塾といってもどんな塾に行けば子どもは幸せなのか。

なぜ塾に行かせたいのか?

を明確に持つことが塾選びの第一歩です。

発達障害のお持ちのお子さんは、

何かに没頭する範囲が「狭くて深い」傾向を持っていることが多いです。

勉強が苦手でも、例えば電車が好きなのだったら、電車の本を数冊用意するだけで読む力が格段に飛躍するかもしれません。

動画や講演会・インターネットの情報から様々な分析をして、自分で学んでいく姿勢ができるかもしれません。

幸せになる手法は百万通り。その中の選択肢の1つに塾が存在している。

広い視野で選択してほしいです。

①通塾の距離「近ければいいの?」

特に年齢が小さいほど、家から塾までの距離は大切です。

子どもが負担なく通える距離が理想です。

ただただ遠ければだめというわけではありません。

送迎がある場合や比較的夜の遅くない時間に通う場合、また地域の治安によっても変わってきます。

電車で塾に通う場合も考えられます。

電車が好きなお子さんであれば、少し遠くても喜んで電車に乗って通塾するかもしれません。

必ず塾を決める前に、お子さんと共に経路を決めて実際に授業開始と終了のタイミングで通ってみてくださいね。

②塾代の費用「大切なのは月謝だけではない」

塾代は毎月の固定費になります。

当たり前ですが、いくらまで使えるのかを事前にはっきりと決めておくことが大切です。

そして、お金の事に関して極めて重要なことがあります。

講習費、教材費などの月謝以外にかかる費用を先に把握しておく

ことです。

料金体系や追加でかかる可能性のある料金を明確に提示していない塾も存在しています。

入塾時以外に追加で料金が発生することはあるのか?また、どれくらいかかるのか?

入塾前の説明会で必ず確認しておきましょう。

③講師「○性×塾長の○○性で決めよ」

ホームページにはそれぞれの塾の実績や利用者の声が掲載されていることが多いです。

お子さんが無理なく進んで通えるようになるために、極めて大切なポイントがあります。

「相性」

です。どれだけ周りからの評判が高い先生だとしても、人間には合う合わないが必ず存在します。

評判・実績も重要ですが、

特に発達障害のお子さんにとって「相性」は最も大切なことです

この先生とだったら勉強してもいいかな

と思える先生を探してください。体験授業ができる塾であれば可能な限り色んな先生の授業を受けてみることをおすすめします。

周りからの評判よりも、お子さんの声を大切にしてあげてください。

「相性」ともう一つ。

塾長・教室長が「子どもの発達に関する専門性を持っているか」を確認しましょう。

確認の仕方は簡単です。

お子さんは耳からの情報より、目からの情報の方がよく伝わりますね。重要なポイントはプリントにできるだけ書いて授業を進めていきます。

お子さんは深い集中力があります。そのためすぐに疲れてしまいますね。15分程度で小休憩を挟みながら進めていきます。

など、お子さんの状態に合わせて授業を進めていくことを話してくれるかどうかがポイントです。

ただただマニュアル通りに進める塾だと、お子さんには合わないかもしれません。

最後に

学習塾戦国時代と言ってもよい今日この頃。

コンビニのように周りには学習塾が増えてきました。

なぜ塾に通うのか?子どもに必要なのは塾なのか?

相性の良い塾はどこなのか?

焦る気持ちもあるでしょうが、じっくりと決めることが大切です。

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